2019/09/19
特許業務法人 IPX 代表弁理士CEOの押谷 昌宗(オシタニ マサムネ)です。
当所IPXは、
ICT・ソフトウェア分野と、外国出願に強い特許事務所です。また、出願未経験のベンチャー企業の皆様にも親しみやすいように、最新のITツール(slack, messenger, zoom, 各種クラウド等)を駆使した顧問契約等も提供しております。設立当所からの事務所ポリシーは、このブログのタイトルにも使われている「爆速」!
3つのメソッドをベースとして、「品質」と「スピード」を徹底的に両立いたします。
たまには実務の話を。
(1) 下手なコメントよりワードの機能の方がまし明細書等の書類作成中に、顧客への配慮から、コメントをつけることがあります。
例えば、
【請求項1】(動画を含むシステム)
・・・。
みたいな感じで。
(コメント)部分は後で削除するのでしょうが、中には手作業で消している人もいるみたいです。
これを消し忘れると、恥ずかしいことが起こります。
★請求項X : 「・・・画像
[翻訳者注;反転画像でよい?]」
実際、この状態で出願され、36条(不明確)のOAがきたケースがあるみたいです。
気になったので、
「翻訳者注」の「全文検索」をすると、20件もHITしました。こんなことなら(コメント)で書かずに、ワードの「コメント機能」にすればよいのに・・・
(2) 自動化すればベター とはいえ、ワードのコメント機能、そんなに見やすくはないので、明細書の本文中になんとかしてコメントを書きたい気持ちもわかります。当所では、以下の流れで恥ずかしいミスを撲滅しております。
1.特殊な記号でコメントを囲む
2.1-クリックでコメント削除(プログラムで処理してます)
3.万が一、プログラムのエラー、明細書のフォーマットエラー等によりコメントが残ったとしても、「特殊な記号」は出願ソフトで使えない「使用禁止文字」なので、出願段階で止めてくれる
このように、(1)プログラムによるコメントの自動削除、(2)出願ソフトの仕様に合わせた出願ストップ
により、二重でミスを防ぐようにしております。
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