2017/10/22
特許業務法人 IPX 代表弁理士CEOの押谷 昌宗(オシタニ マサムネ)です。
当所IPXは、
ICT・ソフトウェア分野と、外国出願に強い特許事務所です。また、出願未経験のベンチャー企業の皆様にも親しみやすいように、最新のITツール(slack, messenger, zoom, 各種クラウド等)を駆使した顧問契約等も提供しております。設立当所からの事務所ポリシーは、このブログのタイトルにも使われている「爆速」!
3つのメソッドをベースとして、「品質」と「スピード」を徹底的に両立いたします。
現在ドイツでリゾートワークをして3週間が経過しましたが、仕事の作業環境、特にディスプレイについて。
(※ 環境により大いに異なると思われますが、参考になれば)
① リモートデスクトップ☓デュアル(トリプル or クアトロ)ディスプレイは難しい。 HDMI等でサブディスプレイに接続することは簡単ですが、リモートデスクトップ☓デュアル(トリプル or クアトロ)ディスプレイを実行するにあたり、ノートPC(最新のMac book Proでさえも!)の性能が限界を迎えます、
画面の「ミラーリング」はまだマシですが、「ミラーリング」でない場合には、「リモートデスクトップ」の処理+「サブディスプレイへの画面転送」の負荷がかかり、ろくにググれない状態になります。ちなみに、「ミラーリング」でもネット接続速度は使い物になりません。
HDMIケーブルをブチ抜くとネット接続がスムーズになるので、何かを検索するときにはサブディスプレイを解除し、それ以外のローカルの作業ではサブディスプレイを接続するのが効率的です(そもそもケーブルの引く抜き+再接続が頻発するので非効率ですが)。
② ディスプレイのサイズより解像度!! 普段は27インチのiMac 5Kディスプレイですが、ドイツではメインPCとして13インチのMacを使用しています。
いかんせんディスプレイのサイズが小さいので、大きめの(しょぼい)サブディスプレイに接続して使っていましたが、やはり解像度が気になります。
サブディスプレイの解像度が小さいと、表示できる画素数が減少するため、複数のwindowを開いたときの配置のバランスがいつもと変わってしまいます。
逆に、サブディスプレイをやめて、13インチのディスプレイで作業をする方がはるかに捗ることが判明しました。
画面が大きいのは良いことですが、それよりも解像度が重要と痛感しました。
人間にとって重要なのは、「絶対的」なサイズよりも、「相対的」なバランスであると感じました。 物理的な画面サイズは、目が適合していきます。
③ 日本の(本物の)メインPC&ディスプレイとの解像度の不一致 リモートデスクトップをすると、MaCの美しすぎるディスプレイの解像度が乱れることが頻発します。これは、日本に設置している(本物の)メインPC(のディスプレイ)の解像度と、Macの解像度がかけ離れていることに起因します。設定をいじれば解決することが多いのですが、どうしても解像度が下がってしまい、画面の下のアイコンを選択できない事態が生じます。
最悪です。
④ iPad Proを使っても・・・ ローカル作業は問題ないですが、②,③で述べた通り、リモートデスクトップ中には、iPad Proをサブディスプレイとして使っても解像度問題が生じます。
ローカルでは「duet」を使っていますが、リモートデスクトップは画面が変になります。これは、③と同様に、日本に設置している(本物の)メインPC(のディスプレイ)の解像度と、Macの解像度、さらにはiPad Proの解像度が異なることに起因します。
https://www.duetdisplay.com/jp/ ⑤ 効率的に仕事をこなすために ディスプレイは大きいに越したことはありません。
「大きいは正義です」。しかし、それ以上に
「解像度こそが真の正義」です!!
3週間ドイツで仕事をして、「リモートデスクトップ」と「ディスプレイ」は以下のように使いこなすのがベターという結論に達しました。
(1)リモートデスクトップは必要最低限にとどめ、作業はローカルで実施する(データはクラウド等でダウンロード)
(2)ローカル作業はサブディスプレイに接続し、ネット接続するときはサブディスプレイを解除する。
(3)ベストは、日本に設置する(本物の)メインPC(のディスプレイ)と、持参するノートPCの解像度をともに4K(5K)にし、現地では27インチ以上の4K(5K)サブディスプレイを調達する。
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